※所属は当時のもの
1 「清張文学の基層-菊池寛の方法と立場」
代表 石川 巧(山口大学助教授)
「松本清張氏は、「哲学館事件」(『小説東京帝国大学』)に何をみたのか?」
衛藤 吉則(新見公立短期大学助教授)
2 「松本清張『北の詩人』論」
「「謀略朝鮮戦争」をめぐる歴史記述の問題-開戦時の語りから考える-」
代表 趙 正民(九州大学大学院博士後期課程)
3 「初期清張の学習(-短編小説構築の方法-)」
山口 政幸(専修大学助教授)
4 「松本清張の戦争と衛生兵の朝鮮体験」
南 富鎮(日本学術振興会外国人特別研究員)
5 「蘇我氏と日本の古代~『日本書紀』の記載の検討~」
水谷 千秋(龍谷大学非常勤講師)
6 「モダニスト松本清張-マスメディアとの相互関連性をめぐる研究」
宗像 和重(早稲田大学教授) 十重田 裕一(早稲田大教授)
7 「日本の探偵小説・推理小説と中国-その中国における受容と意味」
代表 王成(中国・首都師範大学助教授)
8 「松本清張と金聖鐘-日韓の戦後探偵小説比較研究」
李 建志(県立広島女子大学助教授)
9 「隠花の飾り」英訳
代表 栗田 香子(米国・ポモナ大学準教授)
10 「「象徴の設計」と「二・二六事件」における、松本清張の「上官命令絶対服従制度」に関する考察
網屋 喜行(鹿児島県立短期大学名誉教授)
11 「動機と時空という視座からみた清張推理小説の社会性」
和田 稜三(立命館大学非常勤講師)
12 「黒地の絵」英訳
加島 巧(長崎外国語大学教授)
13 「松本清張が追い求めたヨーロッパの幻影を求めて-欧州統合運動の隠された一面-」
前田 洋平(筑波大学人文社会科学研究科)
14 「松本清張の小説の精神世界が中国現代社会に及ぼす影響」
張 雷(中国・南京師範大学准教授)
15 「清張古代学と魏志東夷伝-清張邪馬台国論の行方―」
東 潮(徳島大学大学院教授)
16 「松本清張と近代の巫女たち-『神々の乱心』にみる「御神鏡」の研究-」
代表 美馬 弘(多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員)
17 「韓国における清張作品の受容に関する調査・分析(映像化された作品を中心に)」
代表 森脇 錦穂(翻訳家)
18 「松本清張と昭和30年代「中間小説誌」」
代表 高橋 孝次(千葉大学非常勤講師)
19 「松本清張と新聞小説-新聞小説「黒い風土」を読む」
山本 幸正(早稲田大学教育学術院非常勤講師)
20 「松本清張「火の路」と漢魏晋以来「胡印」及び「景教印」等の研究-印象の世界にペルシア文化とその東漸を読む-」
久米 雅雄(大阪芸術大学客員教授)
21 「松本清張とラオスーベトナム戦争の記述をめぐる研究-」
尾崎 名津子(日本大学・早稲田大学非常勤講師)
22 「大連阿片事件と「神々の乱心」」
平石 淑子(日本女子大学教授)
23 「作品中の鉄道乗車記録詳細と文学的効果の考察-清張世界への乗り鉄論的アプローチ」
赤塚 隆二(元朝日新聞記者)
24 「イタリア社会派推理小説の成立過程における松本清張作品の受容について-『霧の会議』とレオナルド・シャーシャ-」
吉村 法子(立命館大学大学院博士課程)
25 「松本清張の政治思想-言論界、大学、歴史記述」
倉科 岳志(京都産業大学准教授)
26 「松本清張と森浩一-定説への挑戦と古代史ブームの牽引-」
深萱 真穂(フリーライター)
27 「大正・昭和戦前期における徳富蘇峰と平泉澄-その史学史的考察-」
坂口 太郎(高野山大学助教)
28 「松本清張、未完の仕事―《荒木光子の戦中・戦後》」
北原 恵(大阪大学教授)
29 「松本清張文学の韓国における翻訳状況と特徴」
代表 金 宰奭(慶北大学校教授)
30 「韓国における社会派推理小説の受容とその変容 —松本清張を中心に」
安 慧娟(韓国成均館大学)
31 「小説に描かれた考古学世界の理想と現実 ―松本清張と以後の小説―」
絹畠 歩(奈良県立橿原考古学研究所)
32 「切り捨てられた明治の尊攘派:岡崎恭助 ―『昭和史発掘』精神による「維新史発掘」―」
遠矢 浩規(早稲田大学政治経済学術院教授)
33 「共同研究「松本清張文学のメディアミックスに関する基礎的研究」報告書
志村三代子(代表) (都留文科大学准教授)
斉藤綾子 (明治学院大学教授)
十重田裕一 (早稲田大学文学学術院教授)
34 「共同研究 ⽇本語・中国語・英語圏における『砂の器』の受容と展開」報告書
田中ゆかり(日本大学教授)
王成(中国・清華大学教授)
角田拓也(米国・コロンビア大学助教授)
35 「松本清張における服装の変容と無意識の構造
―ジャック・ラカンの精神分析を手掛かりに―」
川里卓(フランス国立東洋言語文化大学日本語学部専任講師)
36 「松本清張文学研究―「法」の問題を中心に」
孫 平(九州大学比較社会文化研究院)